「磁界の高位魔女:ネメリア」(NMR:核磁気共鳴装置)

 

illustrated by はりー

About

磁力を操ることを得意とするネメリアは、その魔法で相手を強磁場の渦に巻き込み、感覚を狂わせることができる。と同時に、磁場によって相手の構造をミクロレベルで分析する目を持っており、弱点を特定する能力も持つ。分析・解析は味方にも行うことができるため、ダメージを受けた部位特定など自軍の役に立つことも多い。ネメリア自身は中心に流れる-269℃の冷却血液と、それを取り囲む-196℃の皮膚からなる超低温体質。そのため、彼女の周りからは常に冷気が漂っている。どんな時でも焦らずに、客観的な視座で冷静な判断ができる性格である。

     

 

NMRの役割

核磁気共鳴装置(Nuclear Magnetic Resonance)は分子構造や運動を解析するために用いられる装置の一種。特に分子構造を特定するために、化学系・薬品系をはじめ多くの研究機関で用いられる分析機器です。

NMRでは物質を強磁場内に置くことで、原子核内の磁気双極子モーメントがゼーマン分裂により分かれます。この際の共鳴周波数が分子によって異なり、それぞれ異なるケミカルシフトを示すことで測定対象の結合比率を求めることができ、分子構造を特定などに繋がります。

NMRにはいくつか種類があり、重クロロホルムに溶かして行う液体のNMRが基本ですが、固体のまま測定を行う固体NMRも存在します。また医療機関で使われるMRI(Magnetic Resonance Imaging)はNMRが技術応用された装置です。

 

ネメリアのファンアート家宝

 

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